バイナリーオプションで月に50万円稼ぐために、具体的にはどうしたら良いのかをまとめてみた。
資金管理から手法案まで記述している。
50万円稼ごうと思うのなら運さえあれば素人でも相場がその時の手法に合っていれば簡単に稼ぐことができる金額だが、月に50万円安定して稼いでいくことは素人では絶対に無理だ。
「安定して」という部分はバイナリーでもFXでも株取引でも、専業トレーダーを目指している全ての目標であると言える。
目次
1.月に50万円稼ぐための資金と資金管理
では月に50万円稼ぐための資金管理から考えてみよう。
これは手法の勝率によっても資金管理のやり方は変わってくるし、こうすれば正しいという決まった資金管理の方法はないのだが、1番は負けたとしても取り返したいと思わないぐらいの損失設定が大事になってくる。
そのため人によって資金とBET額は変わってくるが、機械的にトレードしていけるBET額があなたにとって1番重要な資金管理というわけだ。
例えば10万円の資金で1万円失ったとしても淡々と手法通り取引していける人もいれば、1万円失ったことで「取り返したい」という気持ちが強くなってしまい。なんとなく勝てそうなエントリーをしてしまって案の定負けてしまい。負の連鎖に入ってしまう。
これらを踏まえて自分自身で考えて欲しいのだが、私の場合10万円に対して失っても増えたとしてもどっちでも良い金額は「3000円」だということがわかっている。
資金の3%ということだ。
結構チキンハートと思った人も多いだろうが、基本的に投資家はいかに勝とうかという気持ちよりもいかに負けないかを考える生き物だということ。
決して私がチキンハートということではない。決して。
話を50万円稼ぐための資金管理に戻そう。
私の場合、BET額が資金の3%での取引になってくる。これを前提として、手法は1日に10回の取引で勝率は70%だったとする。
3000円のエントリーを繰り返していくと1日の利益は8850円となる。
倍率は1.85で計算している。
こうなってくると8850円✖ 22日嫁動で月の利益は194700円となる。
月に50万円稼ぐとなるとおおよそ2.5倍のBET額が必要となってくるので、資金は25万円でBET額は7500円という資金管理になってくる。
しかしこれは勝率が安定して毎日70%出せていることが条件になってくるため、まず相場初心者には無理な話になってくるので注意してほしい。
2.手法は様々あるが押し目と戻り売りだけでもいい
逆張りが主流となっているバイナリーオプション取引だが、勝てない人ほど順張り取引を行ったほうがいい。
大体の初心者がバイナリーで稼ごうと思ってボリンジャーバンドでの逆張り取引を経験していると思うが、まず勝てないだろう。
有名投資家の「sic」という人が有名だが、この人も稼ぎ出したのは相場の流れに逆らわない取引に転向したためだ。
「sic」いわく
「1度勢いのついた流れはどこまで伸びるか相場しかわからない」という発言がある。
全くその通りで、ある程度相場知識がついてくると流れがどこを目指しているのかが予想できるようになってくるのだが、その予想は初心者には無理であるし、ベテラントレーダーでも外すことは多々ある。
そのため火中の栗を拾うよりは、流れの方向に逆らわずに乗ったほうが利益は出しやすいということは事実だ。
しかしこれは株やfx取引での話だ。
バイナリーは特性上「判定時間」が決まっている。
そのためいくら順張り取引をしたところで、ピンポイントでなるべくエントリーしていくことができなければ勝率は高くならないし、逆張りと同様稼ぐことはできない。
ここで推奨するのは初心者でも比較的ピンポイントで捉えることができる「押し目買い」「戻り売り」だ。
グランビルの法則からの手法になるのだが、基本的に相場を見ている投資家たちの中では主流になっている相場の動き方なので、多少エントリーポイントがずれていたとしても問題なく勝率は60%以上は出すことができる。
しかしここで重要になってくるのが「トレンドの把握だ」。
一般的にはボリンジャーバンドのスクイーズからのエクスパンションが有名だと思うが、紹介したいのはこのスクイーズからエクスパンションに加えて遅行スパンでも確認するという方法だ。
インジケーター挿入画面
赤の縦ラインがエントリーポイントだ。
この手法は完全無裁量とまではいかないが高い再現性もあるので安心してほしい。
インジケーター頼りの手法になるが、ポイントを絞っているので、ライントレードを意識していなくてもそこまで勝率は下がらないだろう。
使っているインジケーターは
- ボリンジャーバンド(期間20編差2と3のClose)
- 一目均衡表(基準線26の遅行スパンだけ表示)
- ストキャスティクス(%K期間5のメイン線だけ表示)
バイナリーでの判定時間は15分判定を使う。
エンントリーポイントの根拠について
まず気になっているのは遅行スパンの存在だろうと思う。これはトレンドの把握に使っている。
ボリンジャーバンドでのエクスパンションだけではトレンド中なのか違うのか判断に迷わないためのものと思ってもらえれば良い。
これはエントリーするための環境設定の1つとして一目均衡表の遅行スパンを採用している。
エントリーしている場所を見てもらえれば一目瞭然だが、エントリーしているポイントでの遅行スパンがボリンジャーバンドのシグマ3よりも外にあることがわかる。
これは遅行スパンによってローソク足26本前のシグマ3よりも外にあるということは強いトレンドが発生している状況と判断しやすくなっている。
これによって現在進行形でトレンド中なのだと判断できる。
そして肝心のエントリーポイントになるのだがこれは、中央線付近まで戻されている時にストキャスのメイン線が80タッチでエントリーとなっている。
ストキャスの使い方としては80以上からの80割でエントリーが一般的だが、バイナリーにおいて下がり始めてからではポイントとして負ける可能性が高くなってしまうため。
ここは決め打ちで中央線付近でトレンド方向に戻されるであろうグランビルの法則と「戻り売り」ストキャスでの80タッチ買われ過ぎによって一気にここから下がってくるという予想でのエントリーポイントだ。
遅行スパンがシグマ3の中に入ってきたらエントリーは見送りになる。
転売について
転売も積極的に行うことができる手法になっている。
転売ポイントは遅行スパンが26本前のローソク足を超えたことが確定したら転売を行うようにしている。
遅行スパンでの使い方の1つとして、26本前のローソク足よりも上を推移していれば上昇傾向。
逆に下を推移していたら下降傾向と判断するため、エントリーしてから遅行スパンがローソク足による抵抗ラインを突破してきたら転売してしまおう。
ここで再現性が失われる可能性として転売ポイントが少し人によって変わってくるという部分だ。
完全初心者ならば上記の部分での転売で問題ないのだが、実際に上記の部分での転売ではたいした転売金額にはならないのがほとんどだ。
例えば1万円Betでの転売で戻ってくるのが数百円レベルなんてザラだ。
そのレベルでの転売金額ならば一か八か転売せずにもしかしたら「勝つかも」に期待して転売しないだろう。
しかしある程度相場知識があり独自の相場感がある人であればもっと早く転売をすることもできたりする。
この時転売金額は数千円で返ってくる。
このため人によって利益の上がるグラフは違ってくるため100%の再現性には至らない。
負けているエントリーポイント
これは1本目の縦ラインの場所でエントリーし、2本目の縦ラインで転売している画面になる。
ここは早い段階で遅行スパンラインがローソク足を割ったため転売による返金金額も3割ほど返ってきた。
これは転売成功という場面を喜ぶところである。
持論なんだけど、FX取引を専業としてやっている私は「損切りがうまい人が勝ち続ける」という持論の元の取引が主体である。
どっかの人が言っている言葉かもしれないが、長年トレードしてきて自分自身でたどり着いた言葉だ。
この言葉を読んで理解することと、体感して理解することでは全く意味が違ってくる。
取引してこの言葉が体に染み込んだ時にその人は勝ち続けられるトレーダーになると思う。私がそうであったためだ。
3.勝率
肝心な勝率についてなのだが結果から伝えると60%前後となる。
画像ではかなり高い勝率を見込めるように錯覚してしまいがちだが、やはり相場の動きをある程度予測できなければ高い勝率にはならない。
手法通りのエンントリーポイントが来たとしても、戻るときのローソク足の勢いや形などから判断して見送ることがある。
そういった独自の相場感も補うことによって勝率は70%はいける。
あとは判定時間15分取引の部分も勝率に加味してくる。
例えばエントリーポイントが来て15分取引をしていくことになるのだが、実際にはその時が来てもハイローオーストラリアでは15分ではなくて、2分経過した状態の13分取引になったりもするということだ。
きっちり15分取引を行いたいのであれば3分待って次の15分取引の画面が現れるまで待ったとしても良いが、その3分でトレンドの方向にまた伸び出した時に不利なエントリーポイントとなってしまう。
かなり判断に迷う場面も出てきてしまうだろう。
そういった事を踏まえたとしても勝率は60%は出せる。
では資金管理の面から考えて月に50万稼ぐために必要な資金とベット額をもう一度考えてみよう。
トレンドが出やすい夕方以降から深夜2時までの時間で3通貨ペアほど監視した場合、10回はエントリーポイントが出てくる。
勝率は60%なのでベット額は2万円必要になってくる。
10回のエントリーで勝率60%であるならば、月に50万円稼ぐためのBET額は2万円であり。
精神コントロールとして必要な資金はおよそ100万円もあれば資金管理面では十分であると思う。
しかしこれは机上の空論だと思う。
実際に2万円失うということが心に与える負荷は、資金10万円で3000円失うのと一緒であるわけがない。
資金100万円であれば資金の2パーセントを失うので、こちらの方が1%少ない分負荷が少ないように思うかもしれないが、実際には違う。
私が考えるにこの関係性は人の感情を加味した資金管理になっている。そのため、これをグラフで表すとグラフは曲線になる。
なので、2万円BETに必要な資金は2万円ではなく300万円ほどだろう。
もう少し欲しいかもしれない。
さらに言えば、勝率をもう少し高めることができるのであれば必要資金は100万円でも良いかもしれない。
人の精神によってこの違いはあるため断定したことは言えないが、はっきり言えることは
- 資金
- BET額
- 勝率
この3つによって自分の精神も加味しながら資金管理は行っていくべきだ。
私が月に50万円稼ぎ出すまでの推移
バイナリーオプションで月にマイナスを出したことがないのは、私がFX専業だったことが大きい要素だと思う。
なのでバイナリーから投資の世界に足を踏み入れる人にはあまり参考にならないことかもしれない。
バイナリーオプション取引を始めてみた当初の手法はFXのスキャルの手法をそのまま持ってきたものだったが、あまり利益を上げることができなかった。
判定時間が邪魔したためである。
FXでは予想の部分で決済や損切りを行えるが、バイナリーでは決済したくても転売という微妙なことしかできない。
そのため最初の1か月は5000BETだったにもかかわらず10万円も利益はなかったと思う。
そのためベット額を1000円に下げてピンポイントなエントリーポイントを模索していくことになったのだが、その時の手法は逆張りだった。
今でも順張りと逆張り両方使っているが、バイナリーを攻略していく始めの手法研究は逆張りだった。
逆張りによる手法は勝率80あたりを3か月続けたことでBET額をあげて半年目あたりで月に50万を稼ぐことに成功した。
バイナリーでは何よりもピンポイントにエントリーしなくてはどうしても勝率は上がらない、というよりは利益が上がっていかなかった。
この辺がFXと大きく違うことなのだと実感した。
上記の手法は順張りであるが慣れてくるとインジケーターなどを見ずエントリーできるため、今でもエントリーするときの1つの手法だったりする。
ぜひ極めてみてほしい。
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