レンジ相場に強いボリンジャーバンドとRSIを利用した逆張り手法

 
バイナリーオプションのトレード手法は数多くのトレード方法が存在し、トレーダーそれぞれが異なる様々な手法でトレードをしている。

短期間で相場の動きを予想してバイナリーオプションはトレードを行うので、価格変動の跳ね返りを狙った逆張り手法はトレードで鉄板の手法だ。

跳ね返りのエントリーポイントを知るには、テクニカル分析で様々なインジケーターを利用をして予想をすることができる。

今回は、逆張りトレードでよく使われているインジケーターの「ボリンジャーバンド」と、同じく人気の高い「RSI」を組み合わせたトレードの方法を紹介する。

トレードをする時間帯

為替相場には、価格変動が激しい「トレンド相場」と価格変動が一定の幅で均衡している状態の「レンジ相場」と呼ばれている2種類の相場が存在する。

これらの相場が繰り返されることで為替相場は形成されていて、今回紹介させて頂く手法はレンジ相場を利用したトレード手法だ。

バイナリーオプションのトレーダーでは価格変動が激しいトレンド相場で取引をするトレーダーが多いですが、今回紹介させて頂く手法は価格の跳ね返りを狙う逆張り手法なので、価格の上昇と降下が継続しやすいトレンド相場は避けてレンジ相場を狙っていく。

為替相場はマーケットでの取引量によって価格変動の幅が変わってきますので、レンジ相場が発生しやすいタイミングを狙うには、マーケットの動きが少ない時間帯を狙うことがおすすめだ。

まずは、マーケットの動きが比較的少なくなりやすく、レンジ相場が狙いやすい時間帯について解説をさせて頂こう。

東京為替相場市場が落ち着いた時間帯

9時から17時までの時間帯は、東京為替相場市場が取引をしている時間帯だ。

為替相場市場の規模が大きいロンドン市場とニューヨーク市場は時差の関係上、東京為替相場市場の時間帯と被ることはない。

これらの影響力が強い市場が取引をしている時間帯では、世界各国で活発に取引が行われるためトレンド相場が形成させる可能性が高い。

なので、影響力が強い為替市場が取引時間外で、東京為替相場市場だけが動いている時間帯はレンジ相場が比較的形成されやすい傾向にある。

市場が開いた直後のタイミングは激しく価格変動がしやすく、相場が落ち着きだす10時頃からトレードを開始することがおすすめだ。

また、13時~17時の時間帯は政治家の発言や、日本銀行の動きなどトレンド相場が発生するイベントが発生する可能性があるので、特に落ち着いた相場になりやすいのは10時~13時の時間帯がレンジ相場を形成しやすい傾向にある。

ロンドン為替相場市場が落ち着いた時間帯

17時なるとイギリスの首都ロンドンにある、ロンドン為替相場市場が取引を開始する。

ニューヨークに続いて世界で2番目に規模が大きい取引所なので、ロンドン為替相場取引所の取引時間になると為替レートが大きく動きやすい傾向だ。

東京為替相場市場と同様に、取引時間開始から暫くは多くの取引が行われ、為替レートが大きく変動しやすい傾向にある。

レート変動が激しい時間帯ではトレンド相場が発生しやすく、特にユーロやポンドなどといったヨーロッパ諸国の通貨レートが動きやすい時間帯だ。

19時頃になるとロンドン為替相場市場での取引が落ち着き、通貨レートが落ち着きやすくレンジ相場を形成しやすい傾向になりやすい。

21時になると為替相場市場で最も影響力を持つ、アメリカのニューヨーク為替相場市場の取引時間に差し掛かるので、レンジ相場を狙ったトレードは19時から21時の間がおすすめだ。

ニューヨーク為替相場市場が落ち着いた時間帯

21時になると世界で最も規模が多く取引量が多い、アメリカのニューヨーク為替相場市場の取引時間が始まる。

この時間帯に差し掛かると積極的に通貨のトレードが行われるので、為替レートが激しく変動しやすく、トレンド相場を形成しやすい傾向にある。

更に、ロンドン為替相場市場の取引時間とも被っているので、21時から23時頃にかけての時間帯は特に激しい値動きをする時間帯だ。

23時を過ぎてくると多少落ち着いた相場になってくる傾向があり、深夜0時~3時になるとヨーロッパ諸国の為替相場市場の取引時間が終了するので、徐々にレンジ相場を形成しやすい傾向になりやすい。

狙い目としてはロンドン為替相場市場での取引が終了する、3時からが為替レートの変動が落ち着きだすので、3時から東京為替相場市場の取引が開始する8時までの時間帯でレンジ相場を形成しやすくなる。

バイナリーオプションの営業時間は5時で終了するサービスが多いので、取引をするのであれば3時から5時までの時間帯を狙って取引することがおすすめだ。

レンジ相場に強いボリンジャーバンドとRSIを利用した逆張り手法

それでは実際にトレード手法について解説をしていこう。

使用するインジケーター

今回紹介をさせて頂くトレード手法で使用をするインジケーターは以下の3点だ。

逆張り手法では鉄板の「RSI」と「ボリンジャーバンド」に加えて、トレンド系の「一目均衡表」を組み合わせてトレードを行う。

それぞれのインジケーターについて、特徴やストロングポイントをまずはみていこう。

・RSI

正式名称は「Relative Strength Index」であり、頭文字を取ってRSIと呼ばれているインジケーターだ。

このインジケーターでは、通貨が売られすぎているのか、買われすぎているのかといった市場の状態を知ることができる。

チャート01

RSIは上記の画像下部のグラフのことを指しているインジケーターだ。

0~100の数値で推移をし、設定した計算期間で1個前のローソク足からの振れ幅を平均して数値を割り出している。

なので、レートの変動が緩やかなボックス相場には強いインジケーターだが、継続的に値段が動いていいるようなトレンド相場では機能しないダマシが発生するので注意が必要だ。

・ボリンジャーバンド

ボリンジャーバンドは、過去の一定期間で為替相場の値動きを計算し、振れ幅を計算してレートの変動範囲統計的を予想するインジケーターだ。

標準偏差の単位はσ(シグマ)で計算され、中央の基準線と-1σと+1σの第一基準線、-2σと+2σの第二基準線の5つのラインで表示されていることが多い。

チャート02

統計的には、平均値のプラスマイナス1σの範囲でレートが収まる確率は約68%、プラスマイナス2σの範囲でレートが収まる確率は約95%であり、チャートのビジュアルでレートの変動範囲を知ることができるインジケーターである。

今回の手法では、プラスマイナス1σの基準線は採用せず、約95%の範囲で収まるプラスマイナス2σの基準線を採用している。

プラスマイナス2σの範囲で約95%収まるという統計だが、ボリンジャーバンドの幅もレート変動に応じて縮小するので、トレンド相場が発生してレートの強い上昇や下降が発生している時はダマシが発生しやしやすいので注意が必要だ。

開発チームの意向では、このように強いトレンドが発生し基準線を抜けたときのボリンジャーバンドの縮小幅で順張り手法を使うために作成されたインジケーターなので、単純にこれだけ見て逆張り手法に使うのではなく他のインジケーターと合わせて使用することが一般的だ。

・一目均衡表

一目均衡表は日本の細田悟一氏によって作成された、相場の均衡状態を一目で判断することができるインジケーターだ。

海外のトレーダーからもItimokuの愛称で親しまれていて、純国産のインジケーターで幅広く知られているインジケーターである。

一目均衡表は、相場においての売り手と買い手のパワーバランスを見て、相場全体の方向を予想することができる。

かなり奥が深いインジケーターで、完全に熟知しているトレーダーは世界でもそう多くはないと言われているほどだ。

チャート03

一目均衡表は5つのラインから構成されているインジケーターだ。

「基準線」、「転換線」、「先行スパン1」、「先行スパン2」、「遅行スパン」の5つラインで構成されている。

上記の画像では、先行スパン1と先行スパン2が表示されていて、この2つのラインを結んだ範囲が雲と呼ばれている範囲である。

先行スパン1は基準線と転換線の中心のラインであり、26日先に先行させて記入がされているラインだ。

一方、先行スパン2は過去52日間の為替レートの最高値と最安値の中心値を、26日先に先行させて記入されている。

様々な使い方があるが、今回は雲を形成しているこの2つのラインのみを表示している。

この雲の厚さによってトレンドの強さや、上昇トレンドなのか下降トレンドなのかを判断することができるインジケーターだ。

エントリーポイント

まずは、通貨ペアのチャートを表示し、1分足のローソク足を表示し、期間を20と偏差2に設定をしたボリンジャーバンドを追加する。

カラーなどの設定は個人で見やすいものに設定して頂いて問題ない。

続いて一目均衡表の設定ですが、転換線を9基準線が26、先行スパンBを52で設定をする。

それぞれグラフのカラー設定ですが、一目均衡表の雲の部分のみ今回は使用するので転換線、基準線、遅行スパンは無色で表示をしないように設定を行おう。

最後にRSIの設定ですが期間14で設定をし、レベルを30と70で基準線を引くように設定をして追加をする。

一通りインジケーターを追加したチャートが、以下の画像のチャートだ。

チャート04

今回紹介をさせて頂くトレードの手法が、これらのインジケーターで特定の条件を満たした時に逆張りでエントリーを行う。

エントリーを行う時の特定の条件は、チャート上で以下の条件を満たした時である。

・ボリンジャーバンド+2σ/-2σにローソク足がタッチしている
・RSIの数値が30以下/70以上になっている
・一目均衡表で強いトレンド傾向が見られない時

これらの条件を全て満たしている時にエントリーを行う。

RSIの数値が30を切っていてボリンジャーバンド-2σにローソク足がタッチしている時にはHIGHエントリーを行い、RSIの数値が70を超えていてボリンジャーバンド+2σにローソク足がタッチしている時はLOWエントリーを行う逆張り手法だ。

判定時間は短時間の反発を狙って行うので、1分間~3分間の判定時間でトレードをする。

エントリー手法

これらのインジケーターが示しているエントリーポイントを使って、実際のエントリー手法を解説させて頂こう。

この逆張りエントリートレード手法では、実際に私がトレードをして勝率6割~約7割を叩き出している手法だ。

エントリーポイントをマスターしてバイナリーオプションでのトレードに役立てて頂きたい。

参考図1
チャート05

こちらのチャートで赤色の丸印をつけたポイントで、判定時間3分でHIGHエントリーを行っている。

エントリーポイントであるボリンジャーバンドの-2σにタッチをしていて、RSIが30以下になっている状態だ。

また、一目均衡表の雲も厚くなくレート変動が拮抗しているボックス状態を形成していたので、強いトレンドは発生していないと判断してエントリーを行っている。

3分後のローソク足も、ボリンジャーバンドにタッチする前のレートまで戻しているので、かなりわかりやすいエントリーポイントである。

参考図2
チャート06

続いてこちらのチャートのパターンですが、今回はエントリーを見送っている状態である。

赤い丸印で示しているボリンジャーバンドとRSIの数値はエントリー条件を満たしていますが、四角の印で囲ってある一目均衡表の雲が厚くレートの上昇が進んでいる。

ローソク足の陽線も連続で出ていて、条件は満たしているがトレンド相場は続くと判断したことがエントリーを見送った理由だ。

ボリンジャーバンドやRSIを利用した逆張り手法はバイナリーオプションで人気の手法だが、トレンド相場では反発のタイミングが掴みにくく、反発せずに価格が動き続けることがある。

しかし、このように一目均衡表を使って相場の流れを見極める、いわゆるダマシ相場を回避することに非常に役に立つインジケーターだ。

参考図3
チャート07

こちらのチャートについても、同様にエントリーを見送ったパターンのチャートだ。

赤い丸印で示しているボリンジャーバンドとRSIの数値はエントリー条件を満たしていて、一目均衡表もそこまで厚くなくエントリーポイントを満たしているように見える。

しかし、緩やかなレート変動をしていたところから、勢いよく陽線が雲を抜けていることがポイントだ。

強い勢いで雲を抜けた場合はトレンド転換のシグナルでもあり、陽線が抜けていく場合は上昇トレンド、陰線が抜けていく場合は下降トレンドが継続しやすい傾向になりやすい。

このチャートでも勢いよく抜け出したローソク足は、その後強い上昇トレンドを形成してレートは上昇し続けている。

ただただRSIとボリンジャーバンドだけを使っている逆張り手法はよく見かけますが、トレンド発生時には役に立たないシグナルなので、このように一目均衡表を使ってトレンド形成をしているのか判断することが大切だ。

レンジ相場をしっかりと見極めて勝率アップ

今回紹介させて頂いたトレード手法に限らず、バイナリーオプションで逆張り手法でエントリーをする際には、反発が読みにくいトレンド相場でトレードするのではなくレンジ相場を見極めてトレードすることが最も重要である。

エントリーポイントのシグナルが出たからと言ってトレードをし続けてしまうと、ダマシ相場に捕まってしまうので安定した勝率を叩き出すことはかなり難しいと考えられる。

記事で紹介をさせて頂いたレンジ相場が発生しやすい時間帯や、一目均衡表を使ったトレンドの見極めをしっかりと行い、相場状況を知ることはこのトレード手法で最も重要だ。

また、これらのレンジ相場に見られやすい要素以外にも、レンジ相場を見極めることができるポイントをいくつか紹介させて頂こう。

ニュースや要人発言に注意をする

時間帯によって相場の値動きに特徴があることを解説させて頂きましたが、必ずしもレンジ相場が形成されるといったことはない。

特に、世間のニュースや国際情勢などによる市場心理の変化や、各国首脳などが行う会見での発言によってトレンド相場が形成されることがある。

上記のような為替レートに影響を与えそうな要因を確認しておくことで、相場全体の流れや傾向を知っておくことは非常に重要だ。

また、定期的に各国で発表をしている経済指標情報の結果は、各国の景気や経済の良し悪しを知ることができ、為替ルートの変動に大きな影響を与える。

違う単位の時間足を確認する

今回のトレード手法では1分足のローソク足を使用しているが、あくまでも1分単位での推移でを知ることができるインジケーターだ。

相場の長期的な動きやトレンドを知るには、1分足以外にも15分足や30分足などの中期的なローソク足や、1時間足や1日足単位でのチャートを見ておくことが大切である。

トレードを行う際は1分足だけではなく、中長期的な流れを知っているかどうかでトレード結果は大きく変わってくる。

取引に使う1分足チャートだけを意識するのではなく、このように中長期のチャートも意識してトレードをするように心掛けよう。

エントリールールを決めて安定した勝率を確保

バイナリーオプションのエントリーを行う時は、エントリーのルールを決めて取引をすることで安定した勝率を確保することができる。

闇雲にエントリーポイントが発生したらエントリーをしているというトレードの手法では、どうしても安定した勝率を確保することは難しい。
安定した結果を残すためには、自分自身で制約を決めてトレードをするように心掛けてトレードを行うべきだ。

エントリールールはトレードを繰り返すうちに個人で肉付けしていくことがベストだが、参考例として私がエントリーを行う際に、意識をしているエントリールールを紹介させて頂こう。

バイナリーオプションでトレードを行う時間帯を決める

今回紹介をさせて頂いた手法では、為替レートの変動が緩やかなレンジ相場を狙うトレード手法だ。

為替レートの変動幅はトレードを行う時間帯の影響が強いので、何時からトレードを開始して何時にトレードを辞めるのかを事前に決めておくことがおすすめだ。

例えば、今回紹介させて頂いたロンドン為替相場市場が落ち着きだす19時からトレードをするのであれば、ニューヨーク為替相場市場の取引が開始する21時にはトレードを辞めるなどといった具体的な時間を決めておくべきだ。

為替レートと時間帯は密接な関係で、21時ぴったりになったら大きくレートが動き出すなんてことも多い。

強いトレンドが発生すると狙った通りにエントリーすることは難しくなるので、予め決めておいた時間帯でトレードを行うように意識をするべきである。

通貨ペアの深追いはしない

エントリーを行ったが思ったように動かずに損失が出てしまったという場合、そろそろ反転するだろうという考えで、もう1度同じ通貨ペアでエントリーをするということは辞めておくべきである。

為替レートで急激なトレンドが発生している場合、簡単にそのトレンドは反転しないことが多く、同じ方向を見続けて変動することが多い。

なので、一度エントリーをした相場は流れがわからないので、一旦様子をみるためにトレードを辞めて冷静なチャート分析を行うべきだ。

負けたときこそそろそろ反転するだろう、ここが底になるという考え方に陥りやすい傾向にあり、再エントリーを行ってしまいまた損失を出してしまうことが負けている時は多くなりがちである。

損失を出している時は冷静な立ち回りが難しくなるので、一度損失を出した通貨ペアは一定時間再エントリーをしないという、エントリールールを決めておくことが今回の手法に限らずバイナリーオプションのトレードにおいて重要である。

エントリータイミングを決める

バイナリーオプションはFXと違って、1分や3分、5分など短い判定時間で結果が決定する。

なので、どのタイミングでエントリーを行うのかということは、バイナリーオプションでトレードを行う際には非常に重要な要素である。

例えば、直近の時間での相場の最高値にラインを引いてここに到達したらエントリーを行うというルールや、上昇している状態からローソク足の陰線が出たらエントリーをするなど様々なタイミングを挙げることができる。

このエントリータイミングは、判定時間や取引のスタイルによって変わってくるが、タイミングの良し悪しによって結果にも大きく影響がある。

エントリータイミングを自分で決めていくことで、バイナリーオプションのトレード手法で自己流のトレード手法を身につけてトレードができるようになってくるはずだ。

RSIとボリンジャーバンドを使用した逆張りトレード手法まとめ

今回は、ボリンジャーバンドとRSIを用いた逆張り手法を解説させて頂いた。

逆張り手法はバイナリーオプションの鉄板手法なので、エントリーポイントをしっかりと抑えてトレードをすることを心掛けてトレードをしたい。

改めて今回紹介させて頂いたトレード手法をまとめさせて頂こう。

・ボリンジャーバンド+2σ/-2σにローソク足がタッチしている
・RSIの数値が30以下/70以上になっている
・一目均衡表で強いトレンド傾向が見られない時

これらの条件に加えて、為替相場の状況の理解やエントリールールの制定など、自分自身がやりやすい環境を構築してトレードをすることを心掛けよう。

為替レート相場の流れを見る力が求められる手法だが、そこの見極めができるようになれば勝率が安定したトレードをできるようになるだろう。

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