mt4で初心者にオススメのインジケーターをダウンロードしよう。基本のインジケーターから私が実践で使ってきたインジケーターを紹介していきたいと思います。
初心者でどのインジケーターを使っていいかわからない方や、おすすめのインジケーターを探している方が読んで欲しい記事になっています。
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テクニカル指標の種類
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実践に役立つインジケーター
- トレンド系インジケーター
目次
テクニカル指標の種類
インディケーターは大きく分けて2種類あります。一つは、相場の方向性を表すトレンド系です。もうひとつは、相場の強弱を表すオシレーター系です。
トレンド系はトレンドを知る手掛かりとなるものです。移動平均線、一目均衡表、ボリンジャーバンドなどが有名です。
オシレーター系はトレンドの始まりや終わりを知る手掛かりとなります。RSIやRCIなどが有名です。
これらのインディケーターはトレードには大変有効ですが、それぞれ欠点があります。例えば、トレンド系は反応が遅くいので、エントリーの判断が遅れます。オシレーター系は、逆に反応が良すぎて、頻繁にサインを頻出します。
このように、インディケーターの使い方は少し勉強が必要です。しっかりインディケーターのポイントを押さえていきましょう。ここではトレンド系のインディケーターをご紹介します。
ボリンジャーバンド
ボリンジャーバンドは、1980年代にボリンジャー氏によって開発された統計学に基づいて作られたテクニカル指標です。
過去の一定期間のローソク足の終値を統計学的に分析した結果を表示しています。統計学とは偏差値になります。バンドによって、レートの確率的分布範囲と、変動幅を一目で捉えることができるとても優秀なインディケーターです。
ボリンジャーバンドは、過去の特定の期間のレートを平均したミドルライン(移動平均線)と、そこから一定の偏差値分だけ上下に広がった2本のラインでできています。
広がりを示すラインは2本だけでなく、4本、6本と増やして使うことも可能です。
真ん中のラインがミドルライン(偏差値50)です。
それを中心として±10(偏差値40と60)、±2σ(偏差値30と70)、±3σ(偏差値20と80)のラインが、ミドルラインの上下に入ります。
・±1σに挟まれている確率は68.3%
・±2σに挟まれる確率は95.4%
・±3σに挟まれる確率は99.7%
ちなみに、ボリンジャー氏は一番重要なのは±2σだと言っています。ですから、ボリンジャーバンドの±2σまで表示させているトレーダーが多いです。±2σラインから外れる確率は非常に小さいです。
ボリンジャーバンドは束のような形に見えますが、相場の動きによって形が変わります。
例えばトレンドが出てなく、相場に動きが無ければ、バンドは狭く縮んだ状態になります。この縮んだ状態を「スクイーズ(収束)」と言います。
逆に相場の動きが激しく、トレンドが出ている場合はバンドが大きく広がります。この広がった状態を「エクスパンド(拡散)」と言います。
相場はエクスパンドとスクイーズという状態を交互に繰り返しながら動いていきます。
移動平均線
移動平均線とは、ある一定期間の価格(終値)の平均を結んだものです。
移動平均線の組み合わせは数多く存在していますが、一般的には短期線と長期線の2本を組み合わせるか、もしくは短期線と中期線、そして長期線の3本を組み合わせるパターンが一般的です。
一般的に短期線は5日、6日、12日など。中期線では20日、25日、50日、75日、89日など。
長期線では100日、144日、200日、233日などが使われることが多いです。
移動平均線を見ると相場のトレンドが把握できます。価格の平均を取ることで、大きな流れの中で見ることができるので、途中のアップダウンにも惑わされなくなります。
移動平均線の売買サインとして有名なのは「ゴールデンクロス」と「デッドクロス」です。
短期移動平均線が長期移動平均線を下から上へ突き抜けることです。トレンドが上向きに転換したとみられるため買いサインです。
デットクロスは逆に、短期移動平均線が長期移動平均線を上から下へ突き抜けることです。トレンドが下向きに転じたとみられる売りサインです。
ただし、ゴールデンクロスやデッドクロスなどが表れても、すぐにトレードするのは危険です。よく「ダマシ」といわれる間違ったサインが表れることがあるので注意が必要なのです。
エンベロープ
エンベロープとは移動平均線を応用したテクニカル使用で、移動平均線から上下に一定に乖離させた線のことです。乖離は一般的に25日移動平均線対比で2%~3%となっています。
もともとエンベロープは「包むもの、覆うもの」という意味があります。上下の平行線がローソク足を包んでいるようなので、エンベロープと呼ばれています。
一般的には、エンベロープの上限・下限をトレンドの反転ポイントとして売買サインに使います。これは、移動平均線から乖離した価格は、移動平均線へ回帰されるという考えに基づいています。
価格が上側のラインに接近した時は、反転下落の可能性があります。買われすぎと判断され売りサインとなります。
一方、価格が下側のラインに接近した時は、反転上昇の可能性があります。売られすぎと判断され、買いサインとなります。
エンベロープは強いトレンドが発生した場合は、上下それぞれのラインに価格が接近しても相場の転換が起らないことがあります。
例えば、強い上昇トレンドの時はエンベロープの上側のラインにローソク足が張り付いた状態でトレンドが続いてきます。
一方、強い下降トレンドの時はエンベロープの下側のラインにローソク足が張り付いた状態でトレンドが続きます。
一目均衡表
一目均衡表は一目山人(いちもくさんじん)という評論家によって作られた、トレンド系の国産テクニカル指標です。
これはその名の通り、一目で売買のポイントがわかるというものです。具体的にはトレンドの先行きや方向性、転換点等を知る手掛かりとなります。
この指標は、5つのラインと雲から構成されています。5つのラインとは、
・転換線
・基準線
・遅行線
・先行スパン1
・先行スパン2
です。そして先行スパン1と先行スパン2で挟まれた部分が縦線で塗りつぶされています。この部分を雲と呼びます。
まずは注目すべきポイントは
①転換線と基準線の位置関係
②ローソク足と雲の位置関係
③ローソク足と遅行スパンの位置関係
になります。転換線が基準線よりも上にあれば、上昇トレンドとなります。逆であれば下降トレンドとなります。
また、次のような場合にトレンド発生のサインとされます。
①転換線が基準線を抜く
②ローソク足が雲を抜く
③遅行スパンがローソク足を抜く
これらのサインが全て出た状態を三役好転や三役逆転と呼びます。これが一目均衡表のサインと言われ、三役好転は上昇方向、三役逆転は下降方向へのサインです。
こうして、一見ゴチャゴチャしてみえる一目均衡表ですが、大きなトレンドを捉えていくことができます。
ADXm
このインジケーターは画像で見て分かる通り、色分けして売りトレンドなのか回トレンドなのかが分かるところです。
サインツールですので買いサイン売りサインも表示してくれます。
ADXmでは他にもいろんな種類のものがあり、その中でも私が好んで使っているのがADXというインジケーターです。トレンドの強弱が判断できるインジケーターを使っています。
ADXmとADXを併用しながら使うことが多いです。
トレンドが発生して時に騙しのトレンドなのかまだまだ強くトレンドが続いていくのかを見極めるのに重宝しています。
たいか外国の方でこのインジケーターだけを極めてFXで利益を得ているトレーダーもいるほど、このインジケーターは人気ですし魅力的です。
実践に役立つインジケーター
上記で紹介したインジケーターは基本中の基本と言いますか、誰しもが知っているインジケーターです。
ですが実践でおすすめするツールは他にもたくさんあります。
私もよく使っているツールで、
自動でレジスタンスラインを引いてくれるインジケーター
何が便利かってもう書いているまんまなのですが、自分で目視でレジスタンスラインを引くのってめんどくさかったりします。
さらにはFX初心者ならば、どこに線を引いていいかわからないという方も多いでしょう。そんな時に自動でレジスタンスラインを引いてくれるツールが役に立ちますよね。
もちろんこのインジケーターは無料です。
ワンクリックで時間足に応じたカラーで水平線が引ける【 一発ラインMTF】
どの時間足で引いたラインなのか後で見てわかるように、色をわざわざ変更する
ということをされて居られる方も多いと思います。
このツールを使えば、チャート上のラインの引きたいところをワンクリックするだけで自動で
ラインを引くことが可能です。
しかも時間足に応じて自動的に色を変更し、「M15」とか「H4」という文字列を自動で描画してくれるので
後で何分足で引いたラインなのか一目瞭然です。
これはFX−onで売られているツールで価格は¥3240円です。
レジサポラインのタッチ回数を表示するレジサポタッチ
【レジサポタッチ(仮名)】は、直近期間30、期間50、期間100
(期間はそれぞれ変更可能)の最高値と最安値に自動的に
ラインを表示し、ローソク足が過去に何回ラインにタッチしたのかを計算して表示させるツールです。
ラインのタッチ回数を見ることで注目されていたラインかそうでないのかを簡単に把握することができます。
デフォルトは最新のローソク足からの計算になりますが、基準値を前後にずらすことができるので、過去検証用のツールとしても役立てることができます。
更に一番期間の長いものの最高値と最安値を使ってフィボナッチも表示させられるようなっているツールです。
こちらも価格は¥3240円になっています。
トレンド系のインジケーター
Alert SMA-EMA CrossOver1.mq4
- 異なる種類の移動平均線を表示して、クロスした時に矢印を出すインディケータ。
- このインディケータでは、単純移動平均線と指数平滑移動平均線を採用しています。
- 期間は変更可能で、マルチタイムフレームにも対応しています。
Aroon_Up_Down
- トレンド及びその強弱を確認するアルーンのインディケータです。
- 期間内の高値更新(安値更新)が何回あったかを探る。
- アルーンアップが青で表示
- アルーンダウンが赤で表示
- 数値が高いほど強いトレンドをして判断します。
Rads HAS
- 期間の異なる指数平滑移動平均の「開き(乖離)」表示するインディケータ。
- 短期指数平滑移動平均が長期指数平滑移動平均よりも「上」に位置している時は、赤色のヒストグラムが表示されます。
- トレンドが強くなるにつれて、ヒストグラムが大きく表示されます。
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