一目均衡表雲 の使い方

一目均衡表はトレンド系のテクニカル指標です。いかにトレンドを捉えるか、というのがポイントになってきます。この指標は、5つのラインと雲から構成されています。5つのラインとは、

・転換線

・基準線

・遅行線

・先行スパン1

・先行スパン2

があります。そして先行スパン1と先行スパン2で挟まれた部分が縦線で塗りつぶされています。

この部分を雲と呼びます。

今回は、この雲の使い方についてご紹介いたします。雲の一般的な見方は次のとおりです。

①ローソク足が雲に近づくと跳ね返されやすい(雲が抵抗帯となる)

②雲の中に入るともみあいになりやすい

③雲を上に突き抜けると、そのまま上昇。雲を下に突き抜けると、そのまま下落。

④雲が分厚いと跳ね返されやすく、薄いと簡単に突き抜ける(雲の厚さが抵抗の強さ)

⑤雲のねじれの部分がトレンド転換サインとなる

 

さらに雲には二種類あります。先行スパン1が先行スパン2よりも上に位置して作られている雲を上昇の雲、逆に先行スパン1が先行スパン2よりも下に位置して作られる雲を下降の雲と呼びます。

今回はこの雲の見方について、さきにご紹介した5つのポイントごとにまとめてご紹介します。

  • ローソク足が雲に近づくと跳ね返されやすい(雲が抵抗帯となる)


雲は抵抗帯とも呼ばれていて、トレンド発生時に抵抗として強く働きます。つまりサポートラインやレジスタンスラインとして働くということです。

例えば雲の上にローソク足がある場合は、雲にサポートされながら上昇トレンドを作っていると見ることができます。また雲の下にローソク足がある場合は、雲がレジスタンスとなって下降トレンドを作っていると見ることができます。つまり雲はトレンドの継続を守っている役割があります。

また、雲は厚さによって抵抗の強弱が違います。分厚い雲であれば強い抵抗帯、薄い雲であれば弱い抵抗帯となります。

  • 雲の中に入るともみあいになりやすい


ローソク足が雲の中に入ったまま、右往左往するような動きになってしまうことがよくあります。

もし雲を抜け切るほどの力が相場にない場合は、雲の中に入ったまま両サイドの抵抗ラインに挟まれてしまいます。

これは、雲を突き抜けてトレンド転換を願うトレーダーと、トレンド継続を願うトレーダーとの攻防となるからです。つまりトレーダー心理のぶつかり合いによって、雲の中でもみあいになるのです。

このもみあいは、いずれは決着することになります。もし雲が付き抜かれてトレンドが継続できなければ、トレンド継続を願っていたトレーダーはあきらめて、さっさと手仕舞いにうつります。

これにより、一気に雲を突き抜けてトレンドが発生するということがあります。

よって、雲を突き抜けるかどうかは、トレーダー心理の勝負によって決まるわけです。

  • 雲を上に突き抜けると、そのまま上昇。雲を下に突き抜けると、そのまま下落。


雲はトレンド発生のサインとなることがあります。ポイントは、ローソク足が雲に到達して、雲を突き抜けるかどうかです。

例えば、ローソク足が雲の下方から雲に到達し、上に突き抜けた場合、下降トレンドが上昇トレンドへ変換したサインとなります。

 逆に、ローソク足が雲の上方から雲に到達し下に突き抜けた場合、上昇トレンドが下降トレンドへ変換したサインとなります。

 このように、雲はトレンド発生のサインとなりうるのです。

特にサポートやレジスタンスとして機能していた雲を突き抜けるような動きになった場合にはそれが顕著となります。その後は一気に加速してトレンドが発生するということです。

  • 雲が分厚いと跳ね返されやすく、薄いと簡単に突き抜ける(雲の厚さが抵抗の強さ)


 雲は抵抗帯ですが、その抵抗の強さは雲の分厚さで決まります。分厚い雲は抵抗の力が強く、雲を抜き切るときにはとても強い力が必要になります。もし、雲を抜き切ることができれば、加速して一気にトレンドが発生することがあります。

 逆に、薄い雲は抵抗の力が弱いです。よって、雲を突き抜けるのが容易にできます。しかし、その場合は一旦突き抜けてもすぐに戻ってきてしまうことがよくあります。

  • 雲のねじれの部分がトレンド転換サインとなる


先行スパン1が先行スパン2をクロスすると、上昇の雲と下降の雲が交代します。そのクロスした場所を「雲のねじれ」といいます。

「雲のねじれ」は、相場が不安定になったり変化が起きることを示すサインだと言われています。つまり、トレンド転換のサインとなります。

  • まとめ

 雲を見るときには、いろいろな角度からみていく必要がありますが、多くのトレーダーが注目しているテクニカル指標なので、とても有効な指標です。次のようなポイントを意識するといいでしょう。

①雲に入るのか、入らないのか

②雲を抜けるのか、抜けないのか

③雲を抜けた後、どういう動きをするのか

こういったことをポイントとしておさえておくといいでしょう。特に③の、雲抜け後の動きというのは特に重要で、トレンドを作っていくのかどうかしっかり見極めた方がいいでしょう。

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